令和7年5月22日
令和7年度 新人研修を実施しました。
2025年5月22、23日の2日間にかけ、新人研修を実施しました。
対象は、2024年5月~2025年4月の期間に入職された職員で、 今年度は、看護師3名、准看護師1名、介護福祉士2名、ケアワーカー1名、クラーク1名、の計8名が参加しました。
講義開始前に行なわれる1分間自己紹介スピーチでは、「趣味は推し活」と自己紹介される職員さんが数名おり、挨拶のため来場していた院長から「誰推しですか?」等の質問が飛ぶ場面もあったりと、和やかな雰囲気で進みました。


そしていよいよ、2日間にわたる、12の講義が開始となり、まずは病院規約や当院の組織の運営の特徴についての講義がなされました。
まず峰事務部長からは、「規約や制度についての不明点や疑問点はすぐ確認していただき、ライフスタイル等の変化により勤務形態の変更等の必要が生じる場合は、早めに相談し決して無理をすることがないようにして欲しい」と推奨されていました。

ガウンテクニックの実技を含めた感染対策の講義、薬物療法の講義として、精神科で使用される薬剤の種類や、当院で処方される薬剤についての説明が、薬剤師より行なわれました。
精神科医療の歴史を踏まえ、精神保健福祉法を学び実施する必要性や、令和5.6年にかけての法律の改正の説明、そして当院での精神保健福祉法に則った運営についての説明がなされました。
その後、当院の看護部の説明として、各病棟の特色や、精神科ゆえの鍵の必要性や管理の重要性がしっかりと伝えられました。
その後の講義では、「倫理と行動制限について」や、統合失調症やうつ病、認知症といった、病気についての授業が行なわれ、参加者は真剣にメモを取りながら聞いていました。


午後からは、当院恒例の認知症サポーター研修が実施され、参加者はオレンジサポーター認定も得ていただきました。
最後は、ゲートキーパー研修を受け、研修の振り返りをして終了です。
当院の仲間として入職してくれた8名の皆様には、趣味もしっかり楽しみながら、患者様の「安心・安全・安住」を目指し、共に高め合いながら働くことができれば嬉しいと思います。