認知症

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令和5年3月10日 第25回 高知県精神科総合研究発表会

令和5310日に開催された第25回高知県精神科総合研究会が開催され、今年は当院が運営を担当させて頂きました。
この研究会は、年に1度、高知県下の精神科病院が集まり、各病院での取り組みや事例報告等を発表し合うことで、お互いに学び、高め合う機会となっています。

新型コロナウイルス感染拡大に伴い、この発表会もここ2年はリモートのみで開催となっておりましたが、今年は会場での発表とリモート配信を同時に行なう「ハイブリッド開催方式」で実施しました。
今回は、高知県下の7つの精神科病院から演題提供をいただき、発表していただきました。
新型コロナウイルス感染症対策やクラスター対応の事例報告や、地域医療における精神科病院の役割、また道路交通法の改正と認知症対応について等、様々なテーマでの発表が行なわれました。
 
当院からも2名のスタッフが発表者として登壇しました。
・看護師
「看護の視点で携わる作業療法を考えた」との演題で、病棟での作業療法プログラム以外の時間で、看護師として作業療法活動を提供する取り組みを半年行なった結果、生じた患者様の変化や影響等の事例報告を発表。
・作業療法士
「精神科訪問看護における作業療法士の存在とは」という演題で、長年訪問看護に携わってきた経験から、看護だけでなく他職種が訪問看護に携わる必要性についての考察を発表。
 
 
今回の研究会は、会場とWeb配信の両方を採用して行なうハイブリッド開催方式で実施したため、IT社会に馴染みきれていない当院の運営スタッフにとって、準備が大変ではありましたが、院内外の沢山の方のアドバイスや協力を得て、無事に終了することができました。
 
 
最後になりましたが、開会のご挨拶をいただきました高知県精神科病院協会副会長の岡田和史先生はじめ、座長・演者の皆様、ご参加いただきました関係者の方々に、心より御礼申し上げます。